NANA色の風~九州から(管理人のひとりごと)

全肥商連九州のホームページ管理人が、日々徒然なるままに感じたことを書いています。掲示板の閉鎖に伴い、そのタイトル「NANA色の風~九州から」をこちらで使用することにしました。

 今年10月から、インボイス制度が始まります。
 消費税の課税事業者にとっては、仕入先が免税事業者かどうかで対応を迫られることになります。
 もし仕入先が免税事業者だった場合は仕入税額控除が適用されませんので、仕入価格を調整する必要があります。
 なので逆に自分が免税事業者だった場合は、販売先から販売価格を調整させられる可能性が出てきますので、その対応が必要になってきます。
 ここで注意すべきは仕入価格あるいは販売価格を調整する際に、ちゃんと消費税額を上乗せした価格で決めることです。
 免税事業者とは消費税額を貰えない事業者ではなく、消費税額を貰ってても納めなくていい事業者だから「免税」事業者なのです。
 インボイス制度が始まっても、免税事業者が消費税額を貰えなくなるような対応はしないよう注意しましょう。
 自分も仕入先もどちらも課税事業者でしたら、まずは適格請求書発行事業者の登録番号を確認し合いましょう。
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 熊本県では4月17日に始まった肥料価格高騰対策事業の春肥(第1回申請分)の受付が昨日(5月17日)締め切られました。
 私も取り敢えず、52名分の申請書類をまとめて県に提出しました。今回間に合わなかった方の分は次回申請できるよう、また準備しておこうと思っています。
 ところで、その今回の申請にあたって実はちょっとしたドタバタがありました。そのことを今日は、ここに記しておこうと思います。
 5月17日(水)の〆切り日が迫っていた先週末の12日(金)の午後のことでした。ある肥料取扱店の方から「〆切りが5月15日(月)になったそうですが、今からでも間に合うでしょうか。」という相談の電話を受けました。
 〆切りの変更は数日前に県の担当者からのメールで知ったとのこと、私はそのメールを見逃していたのかもしれません。
 取り敢えず「書類が揃っているのなら即発送すれば間に合うだろうし、心配ならば、その旨を県の担当者にメールしておいて下さい」と応えました。
 相談への対応はできましたが、私自身は気が気ではありません。というのも当社で取りまとめた申請書類を私は、15日(月)に発送する予定で準備を勧めていたからです。15日必着なら、間に合いません。
 しかし、その日私は夜まで社外での予定が入っていて、相談の電話はその出先で受けたものでした。なのでメールの確認すら出来ない状況だったのです。
 帰宅後すぐに受信メールを確認しました。何度見ても〆切りを変更するような内容のものは見つかりません。事実確認は週が明けないと出来ませんが、その週明けが〆切り日だったら結局間に合いません。
 とにかく1日も早く1時間でも早く申請書類を発送できるよう準備を急ぎました。同時に県の担当者宛に、17日に間に合うよう書類を送付する予定だとメールし、そのメールには申請データのファイルを添付しましておきました。
 結局、当社の申請書類は14日に投函し、16日には県庁に届きました。〆切りも17日のままで変更にはなっていませんでした。
 相談者が話していた〆切りの変更を知らせる県の担当者のメールとは、この事業の申請の〆切りではなく別途依頼してあった所要額調査の〆切りを15日に変更するというものだったことも分かりました。
 1通のメールの誤読から派生したドタバタ。情報は正確に、仕事は余裕をもって行ないましょう。そんなことを肝に銘じた出来事でした。

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 前回と同様に肥料にも農業にも関係ない私事ですが、天皇誕生日の今日(2/23)、私は自分の子供達の誕生日を自分が覚えてるかどうかを確認しました。
 というのが実は、カレンダーに赤く記されてる祝日の今日が私の誕生日で、67年前の今日、私が生まれ、その4年後に今の天皇がお生まれになりました。誕生日が浩宮さまと一緒だということは、いつだったか母親から嬉しそうに伝えられたと記憶しています。
 その母親が今朝、「カレンダーでにゃ今日は赤うなっとるバッテン、今日は何の日かな?」と私に尋ねてきたのです。私はそれが令和になって4回目の「2月23日天皇誕生日」であることと同時に67回目の私の誕生日であることを説明しつつ、小さなショックを受けていました。
 90歳にもなると、一緒に暮らしている息子の誕生日も忘れるのかと。そこで、自分は大丈夫だろうかと確かめてみた訳です。
 小学校の先生は生徒からよく、「今日は私の誕生日だよ」と声を掛けられるそうです。それはそれが、誰にでも1年に1度必ずある承認欲求が満たされる日だからなのではないでしょうか。
 日頃「いい加減にゲームは止めなさい。勉強しなさい」と叱られてばかりいる子供が、何か褒められるようなことをした訳でもないのに、その日だけは存在を認めてもらえるのです。それが嬉しくて、先生にも声を掛けるのでしょう。
 でもこれって、誕生日だけでなくてもよくなくないですか。褒められるようなことをしてなくても、何気なく「いてくれるだけで嬉しい」って素直に子供に言ってあげたら、子供も歓ぶんではないでしょうか。
 いや子供に限らず自分の周りの人に「あなたがいてくれて良かった」と、その承認欲求を満たすような声掛けをしたら・・・。
 申し訳ありません。誕生日の話を拡げすぎたようです。この辺で終わります。
 ちなみにfacebookでは誕生日を公開してる人が多く、その日になるとお友達からのおめでとうメッセージが沢山届きます。いちいち返事しきれなくて、これ結構ウザいです。
大字カレンダー2023年の2月

 間違い電話って、気になりませんか。今回は肥料にも農業にも関係ありませんが、今朝掛かってきた間違い電話について書いてみます。
 事務所にファックスを設置してるので、時々何かファックが届いてないかチェックします。するとたまに、ファックスはなく着信だけの記録が残ってたりすることがあります。
 これはいわゆる間違い電話か、あるいはランダムに掛けてくるセールス電話で、その番号がたまたま当店のファックス番号だったんだろうと想像出来ます。
 普通の間違い電話だったら受話器を取った相手が「違います」と教えてくれるので間違いだと気付いてもらえますが、この場合は「ピーヒョロロロ~」と受信音が聞えるだけなので、これがファックスの音だと知らない方はなかなか気付けず、同じ方からの間違い電話が数回続くこともありました。
 家庭用電話がダイヤル式からプッシュホンに換わったことで、間違い電話も少なくなったと思いますが、当店には今でも時々間違い電話が掛かってきます。それも間違い先が殆ど同じで、「か」で始まる名前の近くの病院です。
 当店の古いお客さんが間違って掛けられることが多かったので、多分、電話の横に電話番号のメモがあって、50音順に並んだそのメモを見て番号を廻すから、「か」のすぐ上の「お」で始まる当店の番号と間違えることがあるのかなと思っていました。
 ところがたまたま、今朝のファックスに着信だけ残っていた番号を調べたら、その「か」で始まる病院の番号でした。そしてその番号が、ウチの電話番号「〇〇-〇●〇〇」の「●」の数字だけが「2」ではなく「0」という、すごく近い番号だったことがわかりました。
 間違い電話の原因はメモではなく、単純に番号を押し間違えてた可能性が高かったことに気付き、なんとなく合点がいきました。
 ただ、その病院は今朝どこと間違えてウチに掛けてきたのだろうか――という新たな疑問が湧きました。ちなみに、我が家のファックス番号は「●」の数字だけが「2」ではなく「4」という、やはり近い番号です。
 自分の番号と近い電話番号を押すのに、押し間違えるってアル? まさか自分の電話に電話してた? 謎が残りました。

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 毎日、籾摺り機の揺動選別板を眺めていると、腹の立つようなこともあります。
 下の写真の異物は、ある方の籾摺りをしたときに出てきた物です。潰れたアルミ缶の小片やプラスチック瓶の破片、等々。
 その方の田んぼは幹線道路沿いにあり、ペットボトルや空き缶、ファストフードの容器や弁当殻等が投げ捨てられていたので、相当拾ってから稲刈りを始められたそうです。それでも、こんなに。
 ごく一部の残念な人達の行為なのでしょうが、自動車からのゴミの投げ捨ては本当にやめて欲しい。
 自分が食べようとしている真っ白いご飯に、この異物の映像を重ねてみて欲しい。食欲が失せるほどに悲しくなります。
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